@東部公民館
参加者:池谷、大野、本村
金曜日に9月例会を行いました。提案者は3人でした。
お互いの授業を比較し、また大野さんも悩み相談をしてくれて充実した例会になりました。
10月は例会をもちません。
11月は行います。興味があればいらしてください。^^
1 池谷「4年算数『式と計算の順じょ』教材研究と授業の実際」
【提案】
・本村提案を受けて、教材研究してきたノートと板書、振り返り。
(単元の概観→知識・技能の明確化→重点の明確化→…)
・特にどんな支援、手立てをうつかというところに重点を置いた。
・自分のスタイルとして、「こう書いた気持ちわかる?」と全員で式や考えを読むことが定着してきた。
・「わからん」など、子どもの素直なつぶやきを板書に位置付けている。
・本時最後には、「わからん」と言った子の式を取り上げた。
【協議】
・この教材研究、授業計画の方法のメリットデメリットは?
→メリットは、見通しが持てるところ。デメリットは、時間がかかるところ。
ここを欲張りたいから、この支援をしよう。ここは自由度を下げようなど構想できるのがよい。
・「わからん」「えー」などが本村学級は出にくい。「わからない」ことが、「落ちこぼれ」的になっている。
けれど池谷学級では、板書に書かれ、メイン路線に「わからない」が位置づくから、そう素直につぶやけるのではないか?
・「できる」子たちに学力形成されているか?本村提案と比較しよう。
2 大野「ボランティア先での悩み」
【提案】
・低学年と高学年の違い。高学年でどのように関係をつくるか。
・かかわりの難しい子。どこまで、どのようにかかわってよいのか。
・「先生」よりも「お兄さん」的立場になる。自分がいることで迷惑をかけていないか。
【協議】
・大野さんのようにこうやって悩んだり考えてきてくださっているのは迷惑ではない
・絵とか運動とか、得意なことをきっかけにかかわったらどうか。
・その日にテーマを設けてボランティアに入るのがオススメ
・放課後に手伝いをしながら、先生に相談するといい。
3 本村「指導したことを評価するか していないことを評価するか -算数を例に-」
【提案】
・学級開き後しばらくしてしんどくなるのは、気合いや体力の問題だと思っていた。
・けれど、減点法で見るようになっていることがきっかけだとわかった。
・ある日の算数の授業
「話し方、聞き方」を指導した。指導したことABCのあらわれであるabcを褒めた。実際には、教師の指導をこえているdやeの姿をこそ褒めるべきだったか?
【協議】
・説明のあと、「もう一度ペアで説明し合おう」のような確認はしないの?
→していない。池谷提案と今の意見を聞いて、自分の偏りがわかった。「できる」子の中でもかなりできる子たちの説明を伸ばすこと、そして「わからない」子たちを集めたり個別に指導したりすることに重点を置いている。「わからないわけではないが、説明にもトライしない」子に教師が働きかける場面が非常に少ない。
・池谷さんの授業は、「こう書いた気持ちわかる?」の発問で、どの子も思考する場面があると思った。
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