千葉対話の会報告@船橋東部公民館
金曜日に11月例会を行いました。今回初参加の方も、自身の道徳の授業実践について、授業計画ノー トをもとに、語ってくれました。他の方も、道徳の板書から自身の道徳実践について語ってくれたの で、道徳授業の話が充実したものになりました。
1 「振り返りジャーナルの意義と可能性 4年」
【提案1】
・振り返りジャーナルというツールが、どのように子どもの成長やクラス経営に生かされているのか振り返る。
・自分の取り組み方の問題点として、帰りの会で書かせることで、ササッと書いて終わらせてしまう子ども がいる。
・クラスで困ったことが起きた時に、ジャーナルに自分の思っていることを書くことで、子どもが考えを整 理したり、教師が子どもの考えていることを把握したりすることができる。次への見通しが持てる、というよさがある。
【協議】
・帰りの会のメニューにある「係からの連絡」は、給食の時間などのすき間時間で行わせ、ジャーナルを書く時間を確保したらどうか。
・先生と子どもがつながるツールになると思う。
・コメントを毎日書くのは大変。帰りの会の前に書かせ、終わった人から提出させ、帰りの支度をしている間にどんどんコメントしていくというスタイルはどうか。
2 「道徳授業の計画案 2年」
【提案2】
・提案者2が自分のノートに書いた、ここ最近の道徳授業の計画案と、授業の実際(板書の写真あり)について振り返る。
・自分にとって友だちとはどんな存在か、自分は友だちに何ができるか、ということを考えさせる授業をし た。
・「あいさつ島」という資料を使い、あいさつの大切さについて考えさせる授業をした。体験させて考えさせることを意識し、子どもたちにあいさつがある場合とない場合のロールプレイをさせた。
・チクチク言葉とフワフワ言葉を子どもたちから出させ、フワフワ言葉を増やしチクチク言葉を減らしてい こうという方向性を示す授業をした。
【協議】
・クラスや学年の実態に合わせ、人形劇で話の内容をわかりやすくする、体験させることでテーマについて 考えやすくするなどの工夫があった。
・授業を考える際は、1学習指導要領を読み、内容項目を確認する2ねらいをもち、それに沿う資料を選ぶ 3資料を読み、中心発問と他発問を考える 道徳の授業では、どのように子どもが資料から内容項目について学ぶか、ということを大切にする。
・その授業が終わった後も、学んだことが実生活で生きるように、期間を設けて子どもたちに実践させ、日記や連絡帳を使って振り返らせる、という取り組みもできる。
3 提案者3「今年度の道徳全板書から 5年」
【提案3】
・自身の道徳授業の全板書から実践を振り返り、これからの方向性やスタイルについて考える。
・自作資料を用いるなど、独自のやり方で道徳授業に取り組んだ時期もあったが、副読本を用いていわゆる スタンダードに進めていくやり方もしてきた。
・既存の資料を使い内容項目に迫る、いま自分がしっくりくるスタイルが見えてきた。
<連絡>
12月は冬休みに行う予定です。興味があれば、いらしてください。
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