第15回横浜対話の会 第15回横浜対話の会in横浜市立北方小学校 平成29年5月12日 今年度はじめての開催でした。
今回は7名の参加で、各々の今年度のチャレンジを語り、またそのチャレンジに対して質問したり、新しいアイデアを出したりしました。 その中で、「年間を通して、続けていくことが子どもたちの力になっていく」という話がどの先生からも語られ、何を続けていくのかということが話題の中心でした。 以下、各々の先生が語られたことを簡単に紹介します。
K小N先生 国語の授業、特に3つの物語教材を扱った実践を通して、深まりが生まれる授業づくりにチャレンジしたい。それは、なんとなく「みんなの考えを聞き合って新しい視点ができた」というのではなく、全員の中に「そうか!」「え?」と言ったように印象に残るもの。 N小K先生 子ども同士が反応し合える関係をつくりたい。そのためには、子どものつぶやきに反応できる教師であり続けることにチャレンジしたい。課したものから課題を多く得て、実践を開くことから次に進んでいきたい。 K小O先生 道徳をがんばる1年にしていきたい。道徳ファイルで学習の振り返りを、日々の生活ではネットワーク日記で一人ひとりの子どもとのやりとりを積み重ねていくことにチャレンジしていきたい。
S小K先生 児童指導専任として、この子が安心できる学校づくりや未来をよりよく生きるための児童指導、クラスで光を当てる支援にチャレンジしたい。全校一人ひとりとの小さなやりとりを積み重ねていきたい。 M小H先生 授業の終末に学習感想を書く活動を1年間継続することにチャレンジしたい。子ども自身が自分の学習に責任をもてるように、自己評価や他者評価のための振り返りの時間を確保していく。また、よい学習感想の書き方を広げていくことも、日々の中で大切にしたい。 K小K先生 仕組みやルールがこれからな環境の中で、本当に必要か、無理がないか、そしてそれがどんな学びに発展するのかという3つの視点から吟味し、1年間のくらしを創っていくにチャレンジしたい。その中でも、目で見て学びの積み重ねが実感し、子どもが自信をもてるような活動を考えている。 チャレンジを聞き合う中で、 ・給食や掃除など仕組みとしてあるものは積み重ねとしての指導がしやすいが、学習は本当に教師が意識を高くもって価値づけていかないと子どもの力になっていかない。 ・行事など、体験系の活動のあとにふり返りを入れると、子どもはものすごく書く。やりっ放しにしないことが大切。タイムマネージメントさえしっかり行えば、効果的にできる。 ・評価の観点を考慮し、ふり返りを書かせる視点を与えることが大切など 今日それぞれが語ったチャレンジを、実践していくのはこれからである。
早速、次回はO先生による道徳の実践提案である。またそれぞれのチャレンジが進んでいる中で語りあっていきたい。
次回7月12日(水)
K小O先生 道徳の実践
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