第16回 横浜対話の会 開催!!

第16回横浜対話の会 7名の先生方で行われました。提案者は、5年目のO先生です。教師の熱を感じた実践でした。提案内容は、4年道徳&特活「(給食中の)モグモグタイムをやるか、やらないか」でした。協議の中で、この子について、この子たちにとってのこの授業の価値についてなどが話題に上がりました。 この子について ・自己中心的に考えがちなりゅうくんが、生き生きとプラスな考えを出しやすいような授業を、と考えるのであれば直接の生活レベルの話題は自己中心的な考えになりやすい。社会科や国語科の読みの教材など、間接的な方がよさが出るのではないか。 ・「歩み寄った」と教師は言っていたが、本当にこの子は歩み寄ったのか。仕方なく頷いた理由を考えたい。教師が強くどうにかしたいと出ていくのではなく受けとめる姿勢でいたい。炭火総合。 この授業の価値について ・マグネットで立場を明確にした。話し合う内容によって、そのよさが出る場合もあればそうではない場合もある。安易に使うと苦しい場合がある。子どもの関係性の中で譲れなくなってしまうことも。 ・教師は立場を明確にして進めたいと考えていたが、子どもは折衷案を考えていた。十分反対の立場に寄り添っている。ルールを決めるのではなく、よりよいマナーを見つめることにこの学習の価値があったのではないか。そこを教師がはっきりもてていたのか。 ・焦点化していく必要がある。楽しいかどうか。残飯がないかどうか。マナーがよいかどうか。など、どうすることがよいのかについて、より狭く深い議論を心がけたい。 Oさんは、昨日一昨日の授業を記録に起こしまとめるなど、熱のある提案だった。また、授業の中でも「君たちの問題でしょ」と熱く出る場面があった。子どもの思考に寄り添った学級経営や授業展開を、これからも皆さんで考えていきたい。(K.K)

教育実践対話の会

教育実践対話の会は,一人ひとりの子どもの思いを大切に受け止めながら,教師一人ひとりが自らの実践を語り合い,深め合い,授業づくりと学級づくりの融合をめざして考究する仲間の集いです。 1998年の創設以来、全国各地の現職教師はもとより,教師志望の学生や,さらに広く教育実践問題に関心のある方々が集まり,互いの願いをつなぎ合いながら授業づくり,そして,教師としての私を考え続けています。

教育実践対話の会

教育実践対話の会は,一人ひとりの子どもの思いを大切に受け止めながら,教師一人ひとりが自らの実践を語り合い,深め合い,授業づくりと学級づくりの融合をめざして考究する仲間の集いです。 1998年の創設以来、全国各地の現職教師はもとより,教師志望の学生や,さらに広く教育実践問題に関心のある方々が集まり,互いの願いをつなぎ合いながら授業づくり,そして,教師としての私を考え続けています。